全国各地 9条ネットの活動

愛知

愛知で賛同人会議開催 11/3

「9条ネット」第3回世話人会議総会の「9条ネット存続」の決定を受けて、愛知では、「9条ネット」世話人・賛同人のうち主だった学者や市民運動家・労働運動家の呼びかけによって、11月3日名古屋市内で、「9条ネット」の事務局から石河康国さんを招き愛知の賛同人会議を開催した。会議において「9条ネットあいち」の存続が承認され、会則、役員体制、当面する活動方針などを論議して、近いうちに予想される衆議院総選挙と3年後の参議院選挙を目標にして、愛知における9条を中心とした改憲阻止の活動を決定した。

集会では最初に、今回の参議院選挙で愛知から比例代表選挙に立候補した小松猛さんが「『9条ネット』が獲得した27万票の意義は、9条改憲に反対する27万人の人々の意思を一つにまとめたと考えると素晴らしいことだ。3年後の改憲へ向けた動きを阻止するため、今日がその第1歩だと考えている」とその決意を述べた。また、愛知教育大学名誉教授の影山健さんは、「憲法を護るために改憲反対の人を1人でも多く増やし、本音で語り合える『9条ネットあいち』にしたい」と挨拶した。

続いて石河康国さんから「9条ネット」を巡る全国情勢の状況について説明があり、近畿の状況などを例に出しながら「各県で、予定される総選挙と3年後の参議院選挙に対応するため『9条ネット』を中心として改憲に反対する勢力をまとめるため努力して欲しい」との要請を受けた。

その後議事に移り、安城市市議会議員の和田米吉さんから、次のような愛知における改憲反対の活動の方針の説明があった。

「まず第1は、近いうちに予想される総選挙を愛知においてどのように闘うかということ。改憲反対の議員を1人でも多く国会に送るために、社民党から立候補を予定している人を支援することと、すべての野党が一致して支援できる改憲反対の人を擁立できるよう努力したい。第2には、国政選挙に2大政党に対抗できる勢力を増やすために、多くの候補者を擁立して、2人に1人が投票所に行かない異常な状況を破るために若者を中心として投票率を伸ばすこと。最後に、改憲反対の世論を広げるために、講演会の開催など日常活動の強化を図りたい。」

この提案に対して、出席者から次のような意見が出された。 「すべての野党が一致して擁立できる(いわゆる沖縄方式)可能性のある選挙区では、改憲反対の候補者を擁立するため、『9条ネットあいち』が各勢力の接着剤になって最大限の努力をすべきである」

「『9条ネット』との名称は、何を目的にした団体かがはっきりせず、有権者に誤解を与えるのでは?」

「『9条ネット』の名称がそのままの形で残ったことに安心している。目的がはっきりしないというのなら、その前に『改憲反対』などのキャッチフレーズをつけたらいいのではないか」

「選挙に勝つためには、街宣やチラシ戸別配布・講演会開催などの改憲反対の日常活動にもっと力をいれるべきである」

以上のような意見が出されたが、結果的には、名称をも含めて呼びかけ人から提案された活動方針が全員賛成で承認された。ついで、小松猛さんを始め4人の世話人の選出と1年1回以上総会を開くことや賛同人に1口1000円以上の年会費徴収を呼びかけるなどを規定した会則も承認され、「9条ねっとあいち」は改憲反対を目的とした団体として具体的な活動にその1歩を踏み出した。

そして改憲阻止の闘いの一貫として「JR採用差別」全面解決に向けた運動を広げることが提起された。

(愛知・福永)