全国各地 9条ネットの活動

闘う第三極を目指す近畿の動き

護憲・共同候補擁立を目指す関西の動き

 大阪では2004年の参議院選挙において、辻元きよみ候補を第三極をめざす無所属共同候補として擁立した。
 支援組織は、国政に護憲派の第三極を作りを目指す社民党・新社会党・全労協・全港湾・全日建・虹と緑及び市民派自治体議員・関西共同行動をはじめとする市民団体が支援して、共同選対を作り運動を展開した。
 大阪地方区で72万の票を取るも次点となり、その総括の中から「闘う第三極を目指す近畿ブロック会議」が生まれ、毎月1回の定例会議で、情勢分析、運動の拡大を討議し、地方自治体選挙にも取り組んできた経緯がある。
 前回の参議院選挙では、大阪・兵庫で6名の候補を擁立したが、社民党から立候補した辻元候補のみが当選を果たした。
 今年の参議院選挙には、「9条ネット」が比例区に9名、兵庫選挙区1名の候補者を擁立し、確認政治団体として運動を展開した。また、大阪、愛媛、愛知では社民党、無所属の候補を「護憲共同候補」として選挙戦を闘った。
 しかし、十分な成果は上がらず、全体的には社民・共産も減少する事態の中、大阪で見られた共同行動の拡大抜きでは、護憲派は停滞するとの総括のもとに、大阪と兵庫の運動団体の討議を経て、全近畿に拡げようと10月30日、大阪・兵庫の合同会議が開催された。
 参加者の内訳は、社民の地方議員2名、新社会の地方議員3名、緑の県会議員1名と地方議員2名、労働運動からは全港湾・全労協・全日建・市民団体からは関西共同行動、関西沖縄連絡会、被災者救援会、地域組織として尼崎の「ウェーブ21」と、社民党、新社会党の計22名が出席した。
 現状認識、二大政党制、政権交替の意義等が討議されたが、いかなる政治状況になろうとも、護憲派の第三極を目指す運動の必要性と、共同候補擁立をめざして、近畿各府県の参加を求め、11月末に再度会議を開催することが確認された。
 以上の課題を追求する方法を巡っても、見解が統一されたわけではないし、厳密な位置づけも出来たわけではないが、政治転換の中に、主体的に私たちが登場する第1歩が始まったと言えるだろう。  

(前田 裕晤)